総務省公表データを機械転記 — 22万件超の数値を自動検証・不一致0運営者情報
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吉野ヶ里町の財政カルテ

佐賀県 | 団体コード 413275 | 令和6年度決算

吉野ヶ里町は「貯める町」 — 貯金は同規模平均の3.0倍

借金は抑えめで、貯金は同じ規模の自治体の平均を大きく上回る。一方で建設投資は控えめ。人への配分も薄めだ。(判定は公表データのみに基づく機械的なもの。根拠は下の各項目参照)

Q. 吉野ヶ里町の「貯金」(基金)、住民1人あたりいくら?

正解は ① 約79万円 — 正確には1人あたり79.2万円。同じ規模の自治体の平均の3.0倍です。詳しくはこのページの下で解説しています。

🏠 わが家に例えると — 吉野ヶ里家の家計簿(町のお金を1000分の1に)

年収(標準財政規模)
524万円
貯金(基金)
1,280万円
ローン残高(地方債)
657万円
今年のローン返済(公債費)
81万円

町のお金を1000分の1にすると、ちょうど家計の金額になります。そして毎月の固定費は収入の90.0%を占めます。ちなみに、貯金が年収の2倍を超える「家」は全国にわずか88軒(1737市町村中・上位5%)。吉野ヶ里家はその一軒です。(出典データは下の各項目と同じ・検証済み)

財政力指数
?
1に近い(または超える)ほど自主財源が豊か。地方交付税への依存度の低さを示す。
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0.52
全国上位41%
全国 697位/1741団体
九州・沖縄 73位/274団体
佐賀県内 6位/20団体
経常収支比率
?
低いほど財政に余裕がある。高いほど人件費・公債費などの固定的支出で財政が硬直化している。
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90.0%
🟡 硬直化の傾向
全国 672位/1741団体
九州・沖縄 98位/274団体
佐賀県内 7位/20団体
実質公債費比率
?
低いほど借金返済の負担が軽い。18%以上で地方債発行に許可が必要、25%以上で起債制限。
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9.8%
🟢 負担は軽い
全国 1303位/1741団体
九州・沖縄 224位/274団体
佐賀県内 13位/20団体
将来負担比率
?
低いほど将来世代への負担が軽い。「−」は将来負担額が充当可能財源等を下回る(実質的な負担なし)。
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🟢 実質的な将来負担なし
実質的な将来負担なし
(比率は算定されません)
住民1人あたりの借金
40.6万円
住民1人あたりの貯金
79.2万円
子ども1人あたりの子育て支出
57.9万円
人口(住民基本台帳)
16,162人

この自治体の財政を3行で

  1. 財政力指数は0.52で、全国1741市町村中697位。自前の税収で行政運営をまかなう力は全国の中位より上です。
  2. 経常収支比率は90.0%。毎年決まって出ていくお金が収入に占める割合を示し、財政はやや硬直化の傾向にあります。
  3. 実質公債費比率は9.8%で、5年前(令和元年度)の10.9%から改善しています。将来負担比率は「−」(実質的な将来負担なし)です。

※ この解説は上記の公表数値のみに基づいてルールベースで自動生成しています。数値はすべて総務省公表の原典から機械的に転記し、突合検証済みです。

💡 この町で開発したら?(シミュレーター)⚖ となりの町と比べる

💡 議会質問の種(決算カード分析より)

経常収支比率の構造に類似団体平均との大きな乖離はありません。単年の増減要因の確認がポイントになります。

なぜそうなっているのか(費目別の要因分解・執行部への質問案・想定答弁と再質問)は 議会質問用レポート で作成します。サンプル全文はこちら

もっと詳しく — 気になる項目をタップ

🏛 議会でいま何が議論されているか『新庁舎39.5億円と維持費、「財政計画を示して」』など財政関連7件(令和8年6月定例会)

議会でいま何が議論されているか(財政関連)

令和8年6月定例会の一般質問から、お金に関わる議論を抜粋。数字のページと議場の議論をつなげて読むと、この自治体の財政が立体的に見えます。

新庁舎39.5億円と維持費、「財政計画を示して」

9月開庁の新庁舎は契約額39億4,900万円(概算ベース約45億円)、財源は基金と起債。現5施設の維持費は年約6,300万円で今後増える見込み。旧庁舎跡地の協議は「一度も行われていない」。コミュニティセンターや統合中学校など大型事業が続くため「財政計画をきちんと示してほしい」と要望、町は「検討委員会等の設置を検討する」と答弁。

古川輝英議員 | 大型事業維持費基金 動画・詳細を見る →

なぜ学校よりコミュニティセンターが先? 町長「補助金の問題が1番」

体育館の暑さ対策(佐賀県の学校体育館エアコン設置率0.8%)を求める質問の中で、学校施設よりコミュニティセンター整備が先行する理由を質問。町長は「補助金の問題が1番」と答弁——防衛省補助(民生安定助成)が使える事業が優先される構図が示された。

多良弘典議員 | 大型事業補助金教育 動画・詳細を見る →

デマンドタクシー「よしくる」の町負担が2年で倍増

よしくるへの町の負担額は令和5年度の約775万円から令和7年度は約1,361万円へほぼ倍増(利用者も3年で約2倍に増加)。町長は「新たな補助は難しいが、個人の負担額を下げることは考えられなくはない」と答弁。利用が増えるほど町負担も増える構造をどう持続させるかが論点。

多良光英議員 | 経常経費交通 動画・詳細を見る →

定住奨励金は年2,000〜3,000万円 — お祝い金制度の見直しへ

定住奨励金(最大40万円)は直近3年で約80件・年2,000〜3,000万円。出産祝金(第1・2子2万円)や年齢制限の妥当性を点検し、町は「近く制度設計を見直す」と答弁。町長は「住民サービス。むしろ手厚くしたい」とも。人口をめぐる政策経費の設計が動く。

古川清春議員 | 子育て定住政策経費 動画・詳細を見る →

シルバー人材センター、年200万円の赤字で閉鎖 → 町の助成で再開へ

一度閉鎖されたシルバー人材センターについて、町長は閉鎖理由を「事務経費が生み出せず年間200万円以上の赤字だった」と説明し、「今度は町が一定の助成をし、2度と潰れないようにする」と表明。早ければ10月に再開見込み。

江頭裕美議員 | 高齢者補助金 動画・詳細を見る →

老人クラブ補助金の見直し要望に町長「財政が許す限り検討」

老人クラブは11年でクラブ数2割減・会員数4割減(935人)。補助金のあり方の見直し要望に対し、町長は「よその町に負けないサービスを。財政が許す限り検討する」と答弁。

木下大学議員 | 高齢者補助金 動画・詳細を見る →

中心市街地づくりで農地28ha減の見込み

中心市街地づくり構想では約28ヘクタールの農地減少が見込まれ、下石動・在川・松葉地区では工場・宅地への転用がすでに15.6ha超進行。町長は「農地を潰さない前提。開発は学校1km以内に限定」と答弁。開発と農業のバランスが大型事業の裏の論点に。

筒井佐千生議員 | 大型事業農業土地利用 動画・詳細を見る →

※ 出典: 議会まるわかり!吉野ヶ里町(議会YouTube動画のAI文字起こしをもとに作成)。正式な会議録が公開され次第、内容を照合します。金額等は文字起こしに基づく速報値であり、本ページ上部の決算数値(検証済み)とは出典が異なります。

👶 誰にいくら使っているか — 子育て vs 高齢者子ども1人あたり57.9万円・同規模59団体中48位 — 子育てへの配分は薄い部類
▷ 例えると: 同規模59団体を「子どもにかけるお金が多い順」に並べたクラスで、後ろのほうの席。子ども1人に回るお金が平均より少ない状態です

誰にいくら使っているか — 子育て vs 高齢者

総額や構成比は人口構成に左右されます。「子ども1人あたり」「高齢者1人あたり」に直すと、政策の重心が見えます。

子ども1人あたり
児童福祉費
57.9万円
類似団体平均 71.2万円
厚い順に 48位/59団体
子ども1人あたり
教育費
57.4万円
類似団体平均 72.8万円
厚い順に 30位/59団体
高齢者1人あたり
老人福祉費
14.5万円
類似団体平均 13.1万円
厚い順に 18位/59団体
人口構成吉野ヶ里町類似団体平均
年少人口比率(0〜14歳)14.3%10.6%
高齢化率(65歳以上)26.1%35.0%

※ 出典: 総務省「令和6年度市町村別決算状況調(目的別歳出内訳)」「令和7年住民基本台帳年齢階級別人口」。児童福祉費には保育所運営費・児童手当など国県負担分を含み、保育所を民営化している団体では会計上少なく見える場合があります。順位は金額が大きい順(=対象者1人あたりで手厚い順)。

💰 税収の中身 — 何で稼いでいるか強みは法人税割 — 住民1人あたり1.1万円で類似平均を上回る
▷ 例えると: 町内に利益を出す企業がある町。「会社からの実入り」が同規模より多い家計です

税収の中身 — 何で稼いでいるか

「稼ぐ力」(財政力指数)の正体を税目別に分解します。住民1人あたりに直すと、規模の違う団体とも比較できます。

税目吉野ヶ里町
(住民1人あたり)
類似団体平均町税に占める割合
個人所得割
住民の所得に応じた税
4.5万円4.3万円30.8%
法人税割
企業の利益に応じた税
1.1万円0.6万円7.3%
固定資産税
土地・建物・設備への税
7.1万円7.5万円48.9%
市町村たばこ税0.9万円0.8万円6.1%

※ 出典: 総務省「令和6年度市町村決算カード」の地方税内訳・住民基本台帳人口から当サイトが機械的に算出。東京23区の固定資産税は東京都が課税するため計上されません。

📈 税収と使い道の5年推移最大の変化は教育費: 25.3%9.8%と大きく減少
▷ 例えると: 家計の内訳でいうと、学校・教育に回すお金の割合がこの5年でぐっと減ったということです(大きな事業が終わった反動の場合もあります)

税収と使い道の5年推移

主要な税収(決算額)と、歳出に占める主要費目の割合の5年間の動き。単年の凸凹か、傾向的な変化かを見分けられます。

主要税収(億円)

税目R2R3R4R5R6
個人所得割7.3億円7.1億円7.5億円7.5億円7.3億円
法人税割1.7億円1.7億円1.5億円2.1億円1.7億円
固定資産税10.5億円10.7億円11.0億円11.2億円11.5億円

歳出に占める主要費目の割合(%)

費目R2R3R4R5R6
総務費26.8%24.8%31.0%37.2%42.1%
民生費19.4%31.4%24.9%21.6%22.1%
教育費25.3%8.7%8.1%7.0%9.8%
土木費6.3%7.6%7.8%5.7%6.9%
公債費7.8%9.2%8.9%6.8%6.0%

※ 出典: 総務省「市町村決算カード」(令和2〜6年度)。総務費の急増は基金への大型積立が計上された年度である場合があります。

🔍 類似団体との比較(最も公平な物差し)最も見劣りするのは実質公債費比率(47位/59団体)
▷ 例えると: 月収に占める住宅ローン返済の割合が、同じ収入のご近所さんより高い状態です

類似団体(町村Ⅳ-2型)との比較

総務省は全市町村を人口規模と産業構造で類型区分しています。吉野ヶ里町は「町村Ⅳ-2」型(全国59団体)。同じ規模・構造の団体との比較は「地域特性だから仕方ない」が通用しない、最も公平な物差しです。

指標吉野ヶ里町類似団体平均類似団体内順位
財政力指数0.520.5123位/59団体
経常収支比率90.0%89.7%32位/59団体
実質公債費比率9.8%7.3%47位/59団体
将来負担比率33.8%−(算定なし)

※ 類型区分は総務省・令和6年度決算カードの「市町村類型」欄による。平均は各指標が算定されている団体の単純平均(当サイト算出)。順位は良い方から数えた順位(同値は同順位)。

📊 4つの指標の10年推移グラフ稼ぐ力(財政力指数)は10年で0.610.52と低下傾向
▷ 例えると: 「自分の稼ぎで暮らせる度合い」が10年かけてじわじわ下がり、国からの仕送りへの依存が増えているということです

財政力指数の10年推移

1に近い(または超える)ほど自主財源が豊か。地方交付税への依存度の低さを示す。

0.510.560.61,,,,,,,,,H27H28H29H30R1R2R3R4R5R6
年度H27H28H29H30R1R2R3R4R5R6
財政力指数0.610.580.560.520.520.530.520.520.510.52

経常収支比率の10年推移

低いほど財政に余裕がある。高いほど人件費・公債費などの固定的支出で財政が硬直化している。

84.288.893.3,,,,,,,,,H27H28H29H30R1R2R3R4R5R6
年度H27H28H29H30R1R2R3R4R5R6
経常収支比率93.1%87.8%88.9%90.5%92.8%90.5%84.4%89.8%92.4%90.0%

実質公債費比率の10年推移

低いほど借金返済の負担が軽い。18%以上で地方債発行に許可が必要、25%以上で起債制限。

8.910.111.3,,,,,,,,,H27H28H29H30R1R2R3R4R5R6
年度H27H28H29H30R1R2R3R4R5R6
実質公債費比率11.0%11.3%11.2%10.8%10.9%10.1%9.6%8.9%8.9%9.8%

将来負担比率の10年推移

低いほど将来世代への負担が軽い。「−」は将来負担額が充当可能財源等を下回る(実質的な負担なし)。

グラフを表示できる年数のデータがありません(「−」の年度は算定なし)。

年度H27H28H29H30R1R2R3R4R5R6
将来負担比率

議会で使える「深掘りレポート」を作成します

このページは事実の提示まで。「なぜこの数値になったのか(人件費・公債費等の要因分解)」「執行部への質問案」「想定答弁と再質問」まで作り込んだ議会質問用レポートを吉野ヶ里町向けに個別作成します。町村議員向け30,000円/市議・首長候補向け50,000円〜100,000円。

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